2008年3月22日土曜日

外来語・外国語増加の問題

今、日本では、外来語・外国語(カタカナ言葉)が多く使われているので大変な問題になっています。外来語・外国語は長い間日本で使われているので、既 に日本語として定着してしまっています。 外来語・外国語はいろんな所で使われています。たとえば、今まで日本になかったもの:キムチ・ラジオ・アンコールなど。専門用語として使われているもの:オゾン、インフレーションなど。イメージを活用する時に使うもの:「職業婦人」をキャリアウーマンと言い替えたりしています。これらのように、次々とたくさんの 外来語・外国語が出現して覚え切れないほどになっています。なので、 外来語・外国語には次々と問題が出てきています。
1つ目は、日本語のコミュニケーションを阻害し、 外来語・外国語が理解できない人が出てきてしまう恐れがあること。2つ目は、日本語の表現をあいまいにしてしまうこと。3つ目は外国人にも理解ができないこと。
官公庁 はどのように 外来語・外国語を取り扱っているのでしょうか。官公庁は3つの分類に分けています。一つ目は、「広く一般的に使われ、国民の間に定着しているとみなせる語」。たとえば、ストレス、スポーツ、ボランティアなど、そのまましようできる言葉。二つ目は「一般への定着が十分でなく、日本語に言い替えたほうがわかりやすくなる語」。例えば、「ポテンシャル」は「潜在的な力 」に代わり、「イノベーション」は「革新」と言い替えることになります。3つ目は「一般への定着が十分でなく、わかりやすい言い替え語がない語」。例えば、アイデンティティー、バリアフリーなど、必要に応じて、注釈 を付すなど、わかりやすくなるよう工夫すること。
もうひとつ面白い事は、姓名のローマ字の問題についてです。日本人は名前を漢字やひらがなで書くとき、姓ー名の順で書きます。ローマ字は逆です。その習慣は、明治の欧化主義の時代に決まったものです。人々に聞いた結果、アンケートの結果は、「姓ー名の順で通すべきだ」が34.9%で、「名ー姓の順に直すのがよい」が30.6%で、「どちらともいえない」が29.6%でした。
私は、姓名の事は別に相手に自分の名前がちゃんとつたわれれば、姓ー名でも名ー姓でもなんでもいいと思います。順について議論するより、もっと他の大事な事に議論してほしいです。 外来語・外国語について、私もやっぱり問題なのかなと考えさせられました。日本なのだから全部日本語で話すべきだと思います。しかし、国際化が進んだ今では、カタカナを使わないのは難しい事ですが、日本独特の文化を保つことも大切です。悲しいことですが、多分、これからも 外来語・外国語は増えると私は思います。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kokugo/toushin/001217d.htm

単語リスト
―恐れ(fear)
―官公庁(government administration office)
―分類(classification; category)
―姓名(full name)
―明治(Meiji era)
―欧化主義(Europeanism)
―議論(argument)
―国際化(internationalization; internationalisation)