2007年11月2日金曜日

日本の大学生とアメリカの大学生

著者がこの記事で言いたい事は、アメリカの大学生は日本で聞く「アメリカの大学生」ほどすごくないという事です。著者は、日本では以下の事を耳にしたそうです。
アメリカの大学生は自主的にたくさん勉強をし、授業に遅れる事は滅多になく、生徒の多くはアルバイトをし、授業ではおしゃべりはせずに一生懸命教授の話を聞く・・など。
著者が今通っている大学はパデューみたいな大規模な大学だそうで、著者が毎日見ているアメリカの大学生はまったく日本で耳にした話とは異なっているそうです。著者が言うには、アメリカの大学はテストの成績がよければ授業をパスできるので、クラスに行かなくても良いし、クラスでは眠っている学生、ノートだけ書き写して教授の話はまったく聞いていない生徒などたくさんいるそうです。つまり、著者が日本で耳にした事ととは異なっています。
日本の大学生は、入学した後はコンパやおしゃればかりで、入学するのは難しく、卒業するのは簡単だといいますが、日本の大学とアメリカの大学の違いは主に英語を話すか話さないかという差しかありません。アメリカの大学生もパーティーをしたり、ファッションに興味を持ったり、ブランド物を持っていたりします。そのため、日本で言われている「アメリカの大学生」は実は日本の大学生とそれほど変わらないんじゃないでしょうか。
パデューではどうでしょうか。私も著者の意見に納得できます。学校の初日は、座る場所もないくらい満席だったクラスが、2週間後、半分以上の席が空席だった事はありませんか?私はこのような光景を今まで取ったすべてのクラスで見てきました。アメリカの大学は、日本で言われているよりしっかりしていません。授業は聞かなくても別に良い成績を取っているならそれでいいんです。私もクラスに時々行かないときがありますが、一体どこから「アメリカの大学生はしっかりしている」という考えが出てきたのか不思議に思います。

http://www.kokugai.com/zakki_students.html